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古代の音楽

世界最古の歌として知られているものは1950年代のはじめ現在のシリアのウガリットから出土した約3400年前の粘土板にフルリ語で書かれていたものである[1] 。粘土板が欠けているため、確実なことはわからない。そのため書かれた文字の解釈は分かれているが、その歌は全音階であったという意見は支持されている。ある解釈ではこの歌は2つのメロディーから成り立っているとし、別の解釈によれば(モノフォニックの)メロディーパートとリズムのパートから成り立っているという。

文献資料としては、『呂氏春秋』-古楽篇に葛天氏による歌舞の発明が記され、『史記』‐司馬相如列伝には葛天氏の合唱がどんな風であったのか記されている。葛天氏の氏族の歌は千人で合唱して万人を和し、山を震動させて川を沸き立たせたと記されていることから、人の声音を重ねることで自然界を制御したらしいことが窺える。

 

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